March

13

2017

長浜盆梅展, 3.11

お天気の良い先日の土曜日、この日は東日本大震災から6年目を迎えた3月11日。テレビでは未だに完全復興していない被災地の様子が映し出され、改めてあの悲惨な出来事を思い出しました。私達はどんなに日々忙しくても、3.11を遠い過去のように感じてはいけないと心改めた一日です。

そんな日の午後、久しぶりに陽気なお天気に誘われ長浜盆梅展に行ってきました。彦根から近くても10年以上ぶりかなぁ・・・と思いつつ、最終日の一日前もあって多くの人が訪れていました。以下4枚は院長のショットです。

今年で66回目の盆梅展。300鉢の中から開花時期に応じて、常時約90鉢を純和風の座敷にずらりと展示されています。長浜盆梅展の特徴は木が大きいことと古いことで、高さ3m近い巨木や樹齢400年を超える古木もあって、立派な盆梅に圧倒されます。

長浜盆梅展は昭和27年(1952)からはじまって、今年で66回目を迎え、歴史・規模ともに「日本一の盆梅展」、関西の新春の風物詩として親しまれているようです。まだ、行った事のない方は来年は是非共足を運んで頂きたいです。

会場となる慶雲館は、初代総理大臣の伊藤博文の命名で、明治天皇昭憲皇太后のお出ましのために建てられた長浜の迎賓館です。国の名勝に指定されてお庭も美しく、灯籠も立派です。

盆梅と和室とお庭のバランスが見事です。

ここから↓はいづみがスマホで撮ったものです。

お玄関に上がった最初の盆梅の美しさに圧倒されました。金屏風、赤い毛氈と素晴らしいです。

こちらは座敷にお飾りしてある盆梅。枝振りが又、見事です。

とても大きくて立派な盆梅に圧倒されます

小鉢をひな壇にお飾りしてありました。可愛いです。

出口玄関上には梅のステンドグラスに日が差し込んでとても綺麗でした。

長浜バイオ大学近辺でのショット。伊吹山にまだ雪が残り、キラキラ輝いているのが何とも清々しく感じました。

2011年3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震。この日、私は2ndCDの録音スタジオで「ひまわりの花」を収録中でした。激しい揺れで小さなボーカル室の壁に叩きつけられた衝撃は今だ忘れられません。それに伴って発生したあの津波、そしてその後の余震によって引き起こされた大規模な地震災害。この震災によって福島第一原子力発電所事故が起こった事も決して忘れないです。

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March

03

2017

おひな様

今日はひな祭りですね。今年はお飾りするのを躊躇しましたが、それでもお飾りすると、色々と悲しい事があった気持ちが癒やされ、ほっと和やかになります。

今年はお飾りしているだけで特に、ちらし寿司を作ったり、喜び事に頂くハマグリのお吸い物も準備していませんが、それでもおひな様は愛おしいです。

私が子供の頃から持っていたおひな様は祖母から譲り受けた物で、とても古く味わい深いですが、それはそれとして、いつまでも元気でいられるようにと一昨年、新たに購入したおひな様です。

毎年、お飾りの時に、お内裏様とお姫様のお飾りはどちらが右か左か、一瞬迷いますが、お飾りの方法も地方によってそれぞれ違いがある様で、江戸時代までの日本の礼法では左が上座だった為に向かって右に男雛、向かって左に女雛をお飾りしていたようです。最近では欧米諸国のマナーで右が上座の影響が大きそうで、我が家で右がお姫様です。

 滋賀では、ひな祭りが終わると早々にお片付けをしますが、3月末には孫が10ヶ月ぶりに帰国擦る予定なので、それまではお飾りしていようと思っています。
午後からほっと一息、近くのたねやさんでケーキを頂きました。こんなに可愛いおひさ様も一緒です。

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February

20

2017

院内ライブのお仲間が天国に召されました

悲しいお知らせです。いつも院内ライブでご一緒にライブを楽しんでいました津田敏之さんがお亡くなりになりました。
突然の事で、気持ちの整理がつきませんが、ご縁のある方に届いて欲しいと思い、お知らせさせて頂きます。津田さん、長い間ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りしております。

PS・・・今日(21日)の午後、津田さんのお家へ伺い津田さんにお会いしてきました。まるで眠っているように優しく微笑んでられます。「津田さん、そろそろ起きて」と言いましたが、黙って微笑んでいるだけ・・・。明日明後日は音楽関係の沢山の皆さんと共に送り出してあげたい。と奥様もおっしゃっています。ご都合つかれる方は最後のお別れに宜しくお願い致します。

 津田さんが最も尊敬するバンジョーの神様、アール スクラッグスと共に、アメリカでのお写真です。

【訃報】
津田敏之さんが本日(2月20)11時36分に心不全で永眠されました。
ここに心から哀悼の意を表すとともに謹んでお知らせ申し上げます
なお、通夜及び葬儀、告別式は下記の通り執り行われます。

通夜 平成29年2月22日(水) 午後6時より

告別式 平成29年2月23日(木) 午前11時より

場所 ソニアホール近江
〒521-0072 滋賀県米原市顔戸1069番地 TEL.0749-52-8880

ソニアホールは葬儀の全てをお手伝いさせていただきます。お通夜、ご葬儀、ご法要(初七日)は、ソニアホールをご自宅代わりにお使いください。
脳梗塞で倒れてから不自由な体であっても持ち前の気力で頑張ってられた津田さんです。左から2人目
院内ライブ開催当初の記念写真です。

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February

04

2017

立春大吉

早くも立春大吉。随分お久しぶりに京都三条の「イノダコーヒー」に行って来ました。

風情漂うイノダコーヒー三条本店。フォークシンガー高田渡さんの歌「コーヒー・ブルース」にもイノダが登場します。私が初めてイノダに行ったのは大学4回生の時で、この近くに住む同級生だったハンコ屋さんの娘さんに「素敵な喫茶店があるから・・・」と連れて行って頂きました。あれから何十年も月日が経ち・・・子供も結婚してのあと、数回訪れましたがやっぱり風情がある素敵なお店です。

喫茶店と言えば、私が行くのは決まって地元の「たねや」ですが、お久しぶりのイノダは何とも言えないモダンでレトロな感じが素敵です。おいしいアメリカンコーヒーとケーキに気持ちもほっこりしました。

店内は同年代前後のお客様でいっぱいです。いや、うんと上のご夫婦も結構いらっしゃいました。2階のお席からの眺めも中々良い感じです。

立春に入った今日はそんなに寒すぎず心地よい一日でした。これから徐々春に向かって行くのが楽しみです。

新しい一年を迎える立春には、その一年がいい年であるようにと願いを込めて「立春大吉」と言う言葉を掲げるようです。

立春大吉というのは、禅宗のお寺から来ている慣習だそうで、この文字を縦に書いて真ん中に線を入れてみると、この四文字は、左右対称だという事がわかりますね。表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるのです。

こんな逸話があります。その昔、立春大吉と書かれた、御札が貼ってあった家に、鬼が入りました。ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見た、立春大吉の文字が見え(実は鬼から見て、裏側から見ているのですが)「あっ、まだ入ってなかったのだ」と思い、逆戻りして出て行った。というものです。面白いですね!これによって、立春大吉のお札を貼っていると、厄除けになると言われているようです(^_^)/

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January

30

2017

布引焼き釜開き

昨日の日曜日、滋賀の八日市にて開催された布引焼きの釜開きに彦根の友人から教えて頂いて行って来ました。

青いびわ湖に桜と竹生島の図柄が私は好きです。壁に大きく飾ってあった陶板の絵です。欲しいなぁ~、お高いです(>_<)

     渋い図柄も素敵です

オーロラの額と花瓶、素敵です

食器がいっぱい展示してありました

玄関前の大きなふくろうの焼き物に圧倒されます

優しくて渋くて落ち着く色合いです

普段使いの食器は白が圧倒的に多い私ですが、布引焼きを見てしまったらあれもこれもとほしがる私。結局こんなに色々と購入してしまいました。断捨離精神は何処へ?(^_^)/竹生島の図柄のケーキ皿も後日焼き上がったら送って頂くことになりました。和菓子やお抹茶によく合います。

ウエッジウッドのお皿や花瓶とも相性が良いようで、しばらく出窓にお飾りしてから使うことにします。一度行って見たかった布引焼きの窯元。布引焼きの色合い&手触りに癒やされました。

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January

24

2017

33年ぶりの大雪

日曜日の夜は結構冷え込み、一夜明けて窓の外は雪景色。降り続く雪もすぐにおさまるだろうと思っていましたがいっこうにり降り止まず、2日目の今日は久しぶりの大雪に驚いています。いつもならベランダからのこの正面には彦根城が見える所ですが、何と!33年ぶりの大雪となりました!!

       自宅のベランダにもこんなに積もっています(*_*)

   こんな大雪珍しいです

院内ライブ開催のきたむら内科もこの雪★

 降りすぎました

 雪かき間に合わない(>_<)

 お天気の良い日の散歩コース、平田川沿いもこんなに雪★

   一本前の車道もこのような状態

 家の前も凄い事になってます。明日はお天気でありますように★

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January

05

2017

2017年今年もよろしくお願い致します

今年もどうぞよろしくお願い致します

毎年お正月は、多賀大社へのお参り~北野神社~荒神山神社と続きますが、今年の元旦は彦根城に登りました。早起きできたらご来光を拝みに行こう。でしたが、大晦日の夜更かし(スカイプでボストンと交信)ご来光は見れない代わりのお昼間の彦根城となりました。

私の住む家の2階からも彦根城はよく見えて、夜になるとライトアップされたお城が暗闇の中で真っ白に美しく輝いています。私はお城を見るととても落ち着きますが、好きなのはやはり歴史的な背景が見えてくるからでしょうね。今年の大河ドラマ「直虎」が又、楽しみです。

井伊直虎と井伊直弼との関係は、2人の間に戦国期~江戸末期にかけて200年あまりの時の流れがあります。ここに説明があります→ http://under-the-veil.jp/5777.html

いつも見ている彦根城ですが、登るのは随分久し振りです。立体的でリアルなひこにゃんのパネルとお城のショットです。

お城までの登り道は結構急な坂です。

どの場所からでもお城を見るとほっとします。

天守閣からびわ湖を望む

井伊家の家紋

いろは松を通り越したお堀近くに井伊家の家紋がライトアップ。良い感じです。

長浜方面の湖岸で七色の虹と遭遇しました。元旦早々縁起が良いです。

子供が小さい時は頑張って作ったおせち料理も今は、注文です。私にとって、今年はおせち料理を頂けないのですが、早くから注文していたのと、おせちと意識しないで頂くと良いという事で頂きました。彦根の有名料亭「やす井」のおせちは格別美味しかったです。

ボストンからの可愛いクリスマスカードが予定より遅れて年を越して届きましたが、嬉しいです。

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December

21

2016

空の彼方へ

一段と寒くなって来ました。イルミネーションがキラキラ輝く季節です。

私には弟がいて2人姉弟です。子供の頃は良く一緒にキャッチボールをして遊びました。弟が高校生の頃は私の真似をして梅田ナカイ楽器でバンジョーを習い、友人達と円山音楽堂のブルーグラス・フェスに何度か出演していたようです。お互い結婚後は一緒に遊ぶ事もなくなりましたが、そろそろ又、昔の様に仲良く遊びたいと思っていた矢先、9月にくも膜下出血で倒れ、先週残念にも帰らぬ人となりました。

高校&大学と野球部のキャプテンをやっていたスポーツマン、内科の開業医で頑張っていました。お別れの時、弟の親友からの弔辞が心に深く残っています「永六輔さんの名言で・・・“人間は二度死にます。まず死んだ時。それから忘れられた時”・・・俺はおまえの事を死ぬまで忘れないぞ、おまえがあっちで先に待っててくれると思うと死ぬ事が怖くなくなった」多くの良い友達に恵まれた弟でした。とても安らかな顔で、生前よりもうんと若く見えたのが不思議です。

弟と私と共通する方や音楽のお仲間から「弟さんも喜ぶから是非ライブやって下さい」の励ましがあって、12月23日の院内クリスマス・ライブは開催予定です。良い事ばかりでない、色々な事があっての人生を思います。

☆12/23ライブの内容は、クリスマス・ソング、ボブ ディラン「Blowin’ in the wind」、坂庭省悟「花嫁」、忌野清志郎バージョン「Daydream believer」、Izumi,Sweet Grass, IZUMIから、他盛り沢山。フォーキーに歌い演奏します。

☆写真は先月、六本木の病院に急用で行った時にたまたま出合った宇宙のイルミネーション

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November

27

2016

温かいパッチワーク&手編み、お抹茶

急に寒くなってきました。温かいお茶が美味しい季節ですね。

以前パン作りをご一緒させて頂いたY崎さんから、お抹茶のお誘いを頂いて喜んでお伺いさせて頂きました。素敵なパッチワークをされるY崎さんのお宅には心がほっと温かくなる手作りのパッチワークがリビングのあちこちにお飾りしてあります。

ソファーに掛けられた大作のパッチワーク!色合いは飽きのこないシックで優しい色合いです。生地の中には西陣織りの元ネクタイも含まれています。その上にあるのはお姑さんがお嫁さんであるY崎さんの為に作られたセーターの数々。これはまだ、一部のようで、ホントに羨ましい限りです。

 こちらはY崎さん作・タペストリー。

 可愛いクリスマスの壁飾り

「私の好きなもの」がパッチワークの中に刺繍されています。園芸、お茶、パッチワーク・・・。

 六角形の布でもみの木

 上はバラの花、下のハートはお姑さんの作品です

 コーナーにも可愛いクリスマス

 こちらもクリスマス・ほっと温かいですね

とても素敵なので、お写真撮らせて頂きました。お嫁さんの為に作られたY崎さんのお姑さんの作品です。シルクが混じった優しい生成り色の毛糸。とても美しいセーターです。

生成り色は模様がはっきり浮き出てくるので、プロの職人技が美しく出ています。

 信じられない程とても手が込んでいます。凄いです!!

美味しいお抹茶をたてて下さいました。泡がふわっと柔らかくてとても美味しいです。以前私もお茶をやっていましたが、もうすっかりお作法を忘れてしまいました。こういった事はずーっと続けていないとあっさり忘れてしまいます。一服頂いて、心身共々ほっとしました(*^-^*)

お菓子のお皿・・・ひょっとして「布引焼き」?!って思いましたら、やっぱりそのようで「布引焼き」のお話に弾みました!実は私、この色合いとつるんとしているのが好きなのです。Y崎さんは素敵なお菓子皿やカップを沢山持ってられました(*^-^*)上はオーロラ、左はびわ湖と竹生島、右は桜、それぞれに素敵です!

中央のは楓の木で作られた楓柄の素敵なおなつめ。

美味しいお抹茶を一服頂いて、パッチワークや編み物、布引焼きのお話に心がほっと温かくなりました。素敵な一時に感謝の気持ちでいっぱいです

一昨年住まいの一部をリフォームした時に、思い切って沢山の断捨離をしました。生きていくのにそんなに沢山の物は要らないと、この時痛感。しかし、以前作った数点のパッチワークやセーターは、子供がまだ学生だった頃の思い出があって、中々処分出来ません。Y崎さんのお宅で素敵な手作りに囲まれて・・・私も奥にしまってあったパッチワークやセーターを久しぶりに出してきました。ひまわりのパッチワーク。

これは今もよく使っている裁縫入れ。沢山入らないので、針と糸と鋏だけの収納。

随分前に作ったセーターです。週一回、近くで習っていました。色とりどりの毛糸で編むのが楽しかったです。

子供がまだ学生で、受験を控えていた頃は心中も穏やかでなかったなぁ・・・家族の色んな思い出を編み込んだ懐かしい、私にとっての大作です。

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November

19

2016

紅葉の季節

日々慌ただしい毎日です。しかし、この紅葉シーズン、先日タイミング良く紅葉を堪能する事が出来ました。滋賀在住の学生時代のOB会で「びわ湖瀬田川クルーズ~美食~石山寺」大阪からも沢山参加されての楽しい一時となりました。

石山寺の真っ赤に染まったもみじ!天然記念物と美しい紅葉のコラボレーションが楽しめる大津石山寺.ここは、東寺、真言宗の大本山で、広い境内には寺名の由来となった硅灰岩、天然記念物のほか、国宝や重要文化財の建造物が多く点在しています。

石山寺は、紫式部がここで『源氏物語』を書きはじめた、というお寺で、各時代に渡って、石山寺に『源氏物語』の跡を訪ね、その心寄せを、歌や文章にとどめた人々が絶える事はありませんでした。このような『源氏物語』にちなんだ作品は、石山寺に代々保管され、その一部を石山寺の宝物と共に、毎年春と秋に開催されているようで、そちらにも行ってきました。

「石山寺と紫式部」展では石山寺と『源氏物語』が紡ぎ出した歴史と文化を楽しむ事が出来ます。何と、紫式部の直筆も見る事が出来ました。とても美しいお字です!

そして、今年の3月から始まっている、33年に1度の 日本唯一の秘仏、本尊如意輪観音観音菩薩の御開帳で、せっかくですから拝観させて頂きました!見事な観音観音菩薩さまにただ感動です!12月4日まで開催されますので、この機会に石山寺を訪れてみては如何でしょうか。

11月中旬から12月上旬にかけて、素晴らしい紅葉が、硅灰岩を彩るように染まり、ライトアップも行っています。

石山寺は見事なお庭と共にとても広いです。

こちらは「びわ湖瀬田川クルーズ」ユリカモメがずーっと一緒のとても心地良いクルーズ。心身共々癒やされました。

地元滋賀には素晴らしい紅葉スポットがあちこちあります。学生時代OBの皆さんと共に楽しい一時を過ごせて良かったです。

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