October

31

2011

Dr.K還暦記念ライブ

カテゴリー: Diary, 音楽

「還暦Dr.K還暦記念ライブ」にはなるべく行きたい!と、この27日を目標に、そしてこの日は私にとって大切なCD発売日なのでその為の準備を色々あれこれと整え、OK!と自分にサインを出した夕方から徳武弘文さんの「還暦Dr.K還暦記念Le’s Swamp Tour」大阪心斎橋のジャニスに向かいました。気持ちが前を向いていると何かとラッキーで、運良く電車に1本早く乗れ、時間がまだ間に合う事を確認して心斎橋に向かう前には梅田ナカイに直行!夕方からCDを販売開始して頂くのでご挨拶に行き、近くのかっぱ横丁店、ナカイ楽器にも向かってバンジョーの恩師である清水さんの所に少し寄りました。「Dr,Kのコンサートに行くのええなー、行きたいなー」とおっしゃっていましたが、中学生の頃からお世話になった先生なので、お顔を見ると何だかほっとします。「行って来まーす!」

その後、Dr.K還暦記念ライブ会場の心斎橋ジャニスへ・・・実はこのライブハウスへ行くのは初めて、場所がよく分からず・・・地図を片手に大丸百貨店の前を過ぎる直前、ぱっと頭の中で電気が光り、大丸メガネ店の小島さんの所へ足が勝手に向きました!フォーク仲間であるレイニーブルーのリーダー小島さんもブルーグラスやTom’s Cabinのライブがお好きなので、良くお会いしますが、この日の徳武さんのライブには都合で行けず残念そうにされていました。場所が判らない私に携帯電話で歩きながら「そこをもう少し過ぎて・・・」と誘導して頂き、無事たどりつけましたが、,いつもよく歩く道なのに、ジャニスが判らなくて助けて頂きました。

ジャニスは大人の感じのおしゃれなライブハウス。入口でジェフ &エイモスのライブで出会った音楽通の女性と偶然ばったり出会い、再会を喜び合いながらご一緒にライブを楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

麻田浩さんのお話でステージは始まり、Dr.Kは真っ赤なシャツにブルーのエレキがとても素敵です!(Recの時も確かこのエレキだったと心の中で感激)生では初めてお聞きするGerry Mugeeとのツインエレキに続きMarc Bennoと3人のスワンプ・ミュージックは凄かったです。ライブ会場は同年代の熱狂的はファンで溢れ、拍手や歓声で盛り上がっていました。演奏が中心のライブも私にとっては又、違った刺激になりとても良いライブでした。再会を喜び合った女性とも「良いライブでしたね!」と・・・ライブが終わってからDr.KのCD「Somewhere over the Rainbow」をゲット!CDに参加して頂いたお礼をお伝えし「IZUMI」のCDも直接お渡しさせて頂き何だかほっこりと嬉しかったです。そして、何より上質の良いライブが聞けた満足感いっぱいで気持ちもルンルンでジャニスを後にしました。

その後、忙しい娘とたまたま都合が合いラッキーにも一緒に食事が出来き、こんな時は娘の話の聞き役ですが、一時親子の会話が弾み・・・お互いにばたばたしていたので、とても心が和みました。結局その日は娘の所にお泊りさせてもらい、翌日早めに彦根に戻ってからDr.KのCD「Somewhere over the Rainbow」を聞かせて頂きました。

驚いたのは1曲目、何とColumbus Stockade Bluesではありませんの!これって私のかつての18番の曲でした。やはり!ルーツ系でDrKとこうやってご縁がある事に感激しました。CD曲はLover/鉄腕アトムのテーマ/Saturday/Judy/京都慕情/Peter Gunn/ At An Arabian House Party/Somewhere over the rainbow/ Roly poly(withレオナちゃんの歌&JPのBanjo)と続き、Dr.Kの音楽の幅の広さセンスの良さ、エレキギターが弾けない私でも楽しんで聞けるサウンドにお聞きしててとても嬉しくなりました。ライナーには岡林信康さん、細野春臣さんからの心温まるコメントが書かれてありました。是非、皆さまにもお勧めしたいCDです!

27日は夕方から大阪へ出かけブルーグラス関係、フォーク関係、スワンプ・ミュージック・・・とこの日お会いした方々はルーツ系音楽と同じくバラエティーに富んでいるので本当に楽しいな~と思う良い日でした。色んな音楽があって、そして音楽を愛する気持ちがあって、毎日が少しでもより幸せに過ごせる為に音楽が存在する事をつくづく実感します。Dr.Kのライブに行ってそんな日常の中の幸せを思いました。

 

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October

26

2011

Recスタート~3.11

カテゴリー: Diary, 音楽

2011年2月9日、 東京渋谷Swing Bamboo Studioにてレコーディングが開始されました。
まさか東京でRecが行われるなんて1年前には夢にも思っていませんでしたので、不思議なご縁に
感謝の気持ちでいっぱいです。「ジャンルを超えたアメリカーナ・サウンドのCDを楽しく
作りたい♪」の私の希望を受け留めて下さる方は、ブルーグラス、カントリーを含めルーツ系の
音楽をよく知っておられる方、そしてブリティッシュ・サウンドも・・・そんなミュージシャンに
出会える事を願っていましたが、それが本当にちょっとしたご縁で実現したのです!
2ndCD制作までにはトータル5年程イメージしてきましたが、山谷あってそれを経て
奥沢さんとのご縁で一気に実現に向かいました。本当に不思議なご縁、ありがたいご縁に
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、この私の構想を受け止めて下さった奥沢明雄さんと約半年間、イメージやアレンジのやり取りをし、奥沢さんのセンスの良いアレンジで曲達も早く生まれたいとイキイキし始めた頃・・・
準備が整いRecがスタートしました。素晴らしいミュージシャンやエンジニア方々をセッティングしてくださった奥沢さんのセンスにも感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、このプロジェクトがスタートするまで、お世話になった方々、制作に携わって頂いた方々、
そして完成を待ってて下さった方々、これからお聞き下さる方々全ての皆様に心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!!

レコーディング初日はこのCDのベーシック・メンバーと共に行われました。
東京で活躍のミュージシャン&エンジニアさんとご一緒の緊張感が漂いながらもそれが又
良い刺激となって、関西では感じた事のない違った心地良さの中にいる事に感謝感激の
夢のような楽しいRec初日でした。

素晴らしいアレンジをして下さった奥沢さんですが、スタジオで一番感動したのは毎回午後6時近くなると夕食のメニューを和食か洋食か中華か・・・それを「今日はこれにしよう!」ぱっと決めて下さったセンスの良さ?!です。毎回が楽しいスタジオでした。

楽しく、そして音楽ルーツの勉強も交えながらのレコーティングはとても刺激的で、
この場所にずーっとこのままいたい・・・とすっかりスタジオに馴染んでしまった
Rec4回目の3月11日。
この日はベーシックメンバーからチェンジしてブルーグラス・セットの録音真っ最中・・・
突然ぐらぐらっと揺れ始めました。いったい何が起こったのかさっぱり分からず楽器担当の
ミュージシャンは4階のスタジオ、私は6階のエンジニア・ルーム内の小さなRecボックスと
離れて交信していたのです。スタジオ内が歩けない程の激しい揺れ、ビルがしなっているよう感じます。4階のミュージシャンは6階に一旦集まり、「地震だ!」一向におさまらない恐怖の中を
皆と一緒に階段で降り外で待機。それを2回繰り返して・・・結局その日はレコーディングになりませんでした。
震源地がどこか判った時は東北の友達が心配ですぐにメールをしましたが、全く通じずとても
心配しました。渋谷はものすごい大勢の人で溢れ、まさかの大きな地震!それも大事なRecの
最中に遭遇して頭の中は真っ白になってしまいました。

念願のRecがスタートして丁度良い感じに慣れてきた頃、全く予期しない出来事に遭遇して
本当にいったい何が起こるのか判らない・・・せつなくはかないものを感じました・・・。
地震の後、東北の悲惨さをTVで見たあと・・・こんな時にレコーディングして良いのだろうか?
と随分落ち込みました。余震も続きスタジオをキャンセルしたりで予定も大幅に遅れる事に
なりましたが、家で歌の練習をしていてふと、「東北のみなさんは必死に頑張って生きておられる・・・だから私も今、目の前の自分がやるべき事を全うしよう!」と今まで以上に足を地に着け
やり遂げる事を自分自身に誓いました!
そして、ミュージシャン達とご一緒に良いものを作りたいと、底力が
湧いてきたのであります。


地震で徐々に揺れ始めエンジニアルームのスピーカーや備品は倒れ、歩けない位
部屋の中はぐるぐる回るように揺れていました。


地震で壊れたテーブルガラスのお掃除・・・。顔は笑っていますが、怖かったです。
この時はまだ、東北の悲惨な様子も何も判りませんでしたが、とに角スタジオの
皆が無事だった事にほっとしました。車が渋滞でしばらくの間スタジオに待機状態でした。
左端はこの日が初日でご参加下さったバンジョーの有田純弘さんです。


ドラムの結子さんがすぐ近くのNHKの収録後にスタジオに寄って下さいました。
渋滞を避けている間、余震の恐怖の中でも音楽談義をしていました。濃いです♪


スタジオはビルの6階、地震前は穏やかな中でレコーディングを行っていました。

この日はものすごい時間をかけて皆さん家路に着きました。

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October

26

2011

CD参加Musician♪

カテゴリー: Diary, 音楽

CD参加メンバーの皆さまです。


ベーシックメンバー
後列左から 渡辺茂さん、宇戸俊秀さん、奥沢明雄さん、高橋結子さん
前列左から 采原史明さん(エンジニア)、きたむらいづみ


奥沢明雄さん Acoustic Guitar,Electric Guitar,Mandolin,Synthesizer, Chorus
CD1曲目のギターの出だしで、きっとハートをつかまれる事でしょう!
全曲にわたり素晴らしい演奏&アレンジで、ご一緒させて頂いた事は、私にとって素晴らしい
人生のプレゼントになりました。本当にラッキー!ありがとうございます!!
さまざまなメジャー音楽シーンで活躍の抜群の音楽センス溢れるミュージシャンです。

カルメン・マキ&モーゼス、小坂忠、佐藤博、山木康世、宮前ユキ、佐藤奈々子、マーク・ベノ、ピーター・ローワン、テキーラ・サーキットetc.のレコーディング、サポート
マーマレード・スカイのリーダーです。
http://web.me.com/marmalade_sky/site/Top.html


宇戸俊秀さんPiano ,Accordion
どのような演奏法でも対応して下さったさまざまなメジャー音楽シーンで活躍の抜群の音楽センス
溢れるミュージシャンです。

ル・クプル、藤田恵美、マイク眞木、普天間かおり、ビリーバンバン、ル・クプル、森山良子、rain book、shime、etc….のレコーディング、サポート
http://uto-toshihide.com/


渡辺茂さんAcoustic Bass
優しく穏やかで場を和ませて下さった人間的は温かみと、ウッド&エレキと両方を
こなされるさまざまなメジャー音楽シーンで活躍の抜群の音楽センス溢れるミュージシャンです。

もんた&ブラザーズでデビュー。バンド解散後フリーになり尾崎豊、松山千春、世良公則、加藤登紀子、夏川りみ、庄野真代、岩崎宏美etc.のレコーディング、サポート。
マーマーレード・スカイのメンバー


高橋結子さん Drams, Percussion
女性とは思えないドラマティック&とってもチャーミングなドラマー。
さまざまなメジャー音楽シーンで活躍の抜群の音楽センス溢れるミュージシャンです。

GOMES THE HITMANでデビュー。SUIKA、タマコウォルズ、Asoviva!等のバンド活動の傍ら
桑田佳祐、杉真理、元ちとせ、斎藤誠、加藤千晶etc.のサポート
マーマーレード・スカイのメンバー
http://www.h4.dion.ne.jp/~ketstron/


采原史明さん(エンジニア)
東京のお耳の肥えたミュージシャンから抜群の信頼を得ている、素晴らしいセンスと
優しいお人柄で超人気のエンジニアさんです。


ブルーグラス・セットのメンバーです。
左から 渡辺茂さん、岸本一遙さん、有田純弘さん、きたむらいづみ、奥沢明雄さん、竹内信次さん


徳武弘文さん Electric Guitar
http://rocosmusic.com/drk/profile/profile.html


尾崎孝さん Pedal Steel Guitar,Dobro
http://homepage3.nifty.com/ISAKATIKAZO/


岸本一遙さん Fiddle
http://www.fafb.info/


有田純弘さん Banjo, Chorus
http://www.hiroarita.com/


竹内信次さん Mandolin,Chorus
http://web.me.com/ion1/Site/Welcome.html


古谷克己さん Autoharp


倉井夏樹さん Blues Harp
http://natsukinoblog.seesaa.net/


Special Guest 福原照晃さん Chorus
http://www7b.biglobe.ne.jp/~fcountry/about.html


采原史明さんのエンジニア技術には何度も驚かされました。


徳武弘文さんの素晴らしいエレキ・ギターにスタジオ一同感激しておりました。


カントリー・シンガー福原照晃さんは東京で2日間ライブを終えられた翌日、
スタジオまでお越し下さいました。素晴らしいChorusを歌って頂き私達はとても感激致しました。


今回のCDでは日本を代表するミュージシャンが沢山参加して下さいましたが、そんな中の
尾崎さんですが、ご一緒にいると何故か笑いばかりで関西にはない「カレー丼」を
教えて頂きました。この時はどら焼き3兄妹ではい、ポーズです!


3人で1人のボブ(ディランなんです)倉井夏樹さんは子供の頃からHarpの天才!
将来有望なミュージシャンです。


有田純弘さんが所有されているいわくつきのスペシャルバンジョー2本を持って
皆さんでポーズ!


Recで使用された有田純弘さんのバンジョーです


高橋結子さんはDrumsの他、まるで引っ越しされるかのような沢山のPercussion類を
スタジオに持って来て下さって、さまざまな音を楽しませて下さいました!


古谷克己さんの美しいオートハープの音が入りほっと嬉しいひと時でした。


きたむらいづみ Vocal, Banjo
楽しいレコーディングをさせて頂いて、本当に夢のようです。
感謝の気持ちでいっぱいです。心からありがとうございます。
是非、みなさまにお聞き頂きたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。

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