March

03

2022

3月3日ひな祭り

ウクライナ危機、この時代にいったいなんて事でしょう・・・。そう思いながら、今年もおひな様さまをお飾り。気持ちは少女の頃に戻ります・・・3月3日は決まって母が海苔巻きやばら寿司、フルーツポンチを作ってくれました。昔から忙しくても、食事の事は今も同様に手を抜かない母を尊敬しています。
つぶやき・・・20年前までは、父方の祖母(京都)から譲り受けた段飾りをお飾りしていましたが、細工が細かく社があるし、毎年おひな様の出し入れにとても時間がかかり、子育てに忙しかった私にとって雛飾りはとても疲れる作業でした。それにおひな様は毎年お飾りしないといけない、と誰かから聞き(今思うと本当かなぁ?)もう続かない、と思い切っての決断をしたのです。
やむなくお内裏様とおひな様だけを残し、あとは人形供養に出しました。今となってはその古いおひな様が懐かしく「申し訳ないことをしてしまった」と思い出しますが、祖母も空から許してくれているでしょう。それに次世代の娘や孫達も古い段飾りは到底お飾りできない、と思うと今はこのおひな様を大事に愛でるのが良いのでしょう。地域によっておひな様は、一代だけのもの、としているようですがそれも本当かなぁと思ったりします。私はこのおひな様を私が元気な限り大事にお飾りしたいです。
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これは古い段飾りのおひな様を処分した後、購入したおひな様で毎年大事にお飾りしています。
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処分した古い段飾りの事が気になって、祖母に申し訳ない事をしてしまったと今になって深く反省しています。
facebookの投稿に「古い段飾りのおひな様の写真ありますか?」と高校時代の担任の先生から書き込みを頂き、思い腰を上げて長い事見る事のなかった古いアルバムをめくりました。
どこかにあるはず~と探していると段飾りのおひな様と両親も一緒に懐かしい家族写真の数々が出てきた事に感激!とても懐かしく胸がいっぱいになりました。
段飾りのおひな様は、実家から弟と両親が車で運んでくれた物。赤い毛氈、ぼんぼり、桃と橘はあまりにも古く母が新しく揃えてくれました。家族の愛情がおひな様にもちゃんと残っていたのです。
私は古い風習に(毎年おひな様をちゃんとお飾りしたいといけない。滋賀の風習で、3/4にはおひな様をお片付けしたいといけないとか・・・)すっかり惑わされ、疲れて処分してしまった事を今になって深~く反省しています。
もっと強い気持ちでそれらの風習を断ち切ったら良かったのですが、主人は5人兄弟の末っ子。周りに親戚がとても多く、一番末の嫁としては周りに沿うのが当たり前と思っていた従順な私でした(子育てが落ち着いてからは、心のマグマが噴火して周りの事を気にせず音楽活動満喫)
子育て真っ最中の頃に戻れるなら、そんな自分を「無理しなくてもいいよ!」と励ましてあげたいなぁ・・・。
それにしても、古いアルバムを見る機会が出来て懐かしい想いに浸れ本当に良い3月3日になりました。
これからは毎年、祖母のお内裏様とおひな様も大事に愛でて一緒にお飾りしましょう。
275170426_1291372908018206_7538369859514979382_nこれからは毎年こうやってお飾りする事にします。
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大きさが随分違いますが、昔のはやはり風情あります。
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’93,3,3のひな祭りです。娘が抱いているお人形は祖母が子供の頃遊んでいたお人形と聞いています。子育て真っ最中の頃のヘヤースタイルはソバージュ。懐かしいヘヤースタイルです
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懐かしい段飾り。弟と両親が実家から車で運んでくれた段飾りの古いおひな様。
赤い毛氈&ぼんぼり&桃と橘は、母が新しく揃えてくれました。皆の愛情が詰まっている段飾り。懐かしいです。

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