February

05

2020

布引焼の初釜へ

昨年秋からスタートした朝ドラ「スカーレット」。滋賀・信楽焼が舞台でスカーレット色の焼物が誕生するまでの女性陶芸家のお話ですね。信楽には今まで2回ほどしか行った事がありませんが、信楽焼の渋い色会いにはとても親しみを感じています。

信楽焼には色々とあるようで、私は信楽焼から変化していった焼物「布引焼」のファンです。出会いは随分前になりますが、この色会い艶に出合ってからというもの、いつか訪れたいと思っていた窯元へは数年前から足を運び、少しづつこの焼物を得てきました。それも、1月末に開催される初釜では数が多くお得なセットが出品され、自宅から30~40分と行きやすい距離がとても嬉しいです。又、高島屋デパートでも特別出展される事もあるようです。

食器は地震があったらもうアウト!それに物は増やしたくないのに・・・心惹かれる物は日々を豊にしてくれる気持ちから側に置いておきたいです。

これは布引焼の中でもレアな「オーロラ」。これを焼く陶芸家がもう居ないとかですが、今年の初釜のお得なセット(花瓶、お皿)でたまたまラッキーにも出品されていました。購入を迷っていた所、窯元の先生が「これは中々ないからこれにしとき」の一声で決定!洋室の我が家にも良く合うようです。

花瓶&2枚お皿のセット、どちらもとても本当にオーロラの様な色あいです。私も友人は又、違った色合いのオーロラを飾り皿としてお玄関にお飾りしています。

結婚当時、購入したり頂いたりの食器は花柄が多く当時の流行ですね。やがて、子育てが落ち着いた頃には和洋中何でもマッチする白い食器にはまって色々と買いそろえました。それから年を重ね・・・今は、渋い色合いが落ち着きます。滋賀の「布引焼」「湖東焼」他を気に入って使っています。何でもないお料理も美味しく見えるのがとても嬉しいです。

こちらは、昨年の初釜での「福袋 桜シリーズ」。愛用しています。

昨年の初釜で、数が足りなく焼いて頂いたピンクの桜皿です。

この四角い形がとても好きです。他にもコーヒーカップ、マグカップ、大きめの菓子皿などありますが、全く飽きずに使っています。

これは、昨年の福袋に入ってい小さな飾りですが、私はナッツを入れて楽しむ事もあります。

北大路魯山人曰く、「器は料理の着物」とか。普通のお豆腐が器でとっても美味しく見えるのが何とも豊な気持ちになりますね。

布引焼や他の渋い食器は又、白い食器とも良く合うし慌ただしい日々の食卓で、唯一私のちょっとした楽しみ&贅沢です。

断捨離しつつ、「布引焼」は年々すこしづつ増えて行きますが、朝ドラスカーレット効果でしょうか、今年の初釜は沢山の人出で賑わっていました。

2017年1月末に訪れた布引焼初釜にて http://www.izumi-sweetgrass.com/diary/9327.html

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